バレーボールは人気のスポーツです。多くのスポーツが社会人になるとやらなくなってしまう事が多いですが、バレーボールは社会人になっても続けている人が多いのが特徴です。
大人のスポーツといえば男性はゴルフ、女性はママさんバレーではないでしょうか?
今回は、バレーボールダイエットについて考えてみたいと思います。尚、私の事をバレーボールの素人だと思っている方もいるかも知れません。しかし、これでも学生時代はバレーボール部に所属していました。
その経験などを元にバレーボールでダイエットが出来るのかについて解説します。
この記事のタイトルは「バレーボールダイエットの効果【評価・・B】女性はやめておくべき!」です。なぜ、女性がバレーボールダイエットをやめておくべきかについては最後の方でお話します。
理由を簡単に言えばバレーボールはジャンプしたりするので、バストに負担を掛けやすくバストが垂れてしまうのが原因です。
そういう意味でバレーボールダイエットは女性に向かないと考えて評価は低めにしてあります。
尚、無酸素運動と有酸素運動をミックスしたダイエットになるのですが、カロリー消費は意外と少なくバレーボールを始めれば簡単に体重が減るなどはありません。
目次
バレーボールはダイエットによいのか?
バレーボールを考えてみると分かるのですが、ボールを持つという行為が禁じられています。レシーブ、トス、スパイク(アタック)を考えてみれば分かりますが、ボールを持つという行為を禁じられているのです。
9人制や6人制などルールの違いも色々とありますが、どちらもボールを持つという行為はホールディングと呼ばれている反則になります。
バレーボールはボールを追いかけてプレーをして、次のプレーに備えるの繰り返しのスポーツです。特にボールを全力で追いかけている時などは無酸素運動になります。
しかし、ずっと無酸素運動をしているわけではなく、次のボールに備えるために動くときは有酸素運動になります。
さらに、トスを上げたりジャンプしてスパイクを打つなど体のバネを生かしたスポーツでもあります。これを考えると、適度に全身を使うスポーツで比較的バランスのよいダイエット方法にも思えるわけです。
ランニングなどが黙々と走っているだけで面白味がないのに対して、バレーボールは気が付くと夢中でボールを追いかけているなど楽しめるスポーツでもあります。
バレーボールを楽しめて、さらにダイエットが出来るのであれば「素晴らしい!」と考える人もいるかも知れません。
さらに、バレーボールは体を動かすためカロリー消費もありますし健康にもよい事は間違いありません。
ただし、運動というのはバレーボールに限らずカロリー消費量は少ないものです。よっぽどの地獄の特訓を毎日やれば別ですが、健康のためにちょっとやる位では痩せるまでは至らないでしょう。
バレーボールの練習の後に、仲間と酒を飲むとかになると、明らかにカロリー超過になり太る方向に向かうので注意が必要です。
もちろん、バレーボールをやっていてもドカ食いをしたり食べ過ぎれば体重は増えます。
バレーボールはチームでやるスポーツです。
バレーボールはチームプレーのスポーツです。敵と味方に別れて行うわけですがスパイクを決めたりすればチームの全員が喜び祝福してくれる事でしょう。
個人競技のランニングなどはゴールするまでは誰も褒めてもくれませんし、自分との戦いが強いスポーツとも言えます。
それに比べてバレーボールはチームスポーツのため仲間と喜びを分かち合えるなどのメリットがあります。
そのためハマれば非常に長続きしやすいはずです。
仲間と喜びを分かち合うのが楽しくて続けている人も多いのではないでしょうか?
しかし、その反面でチームプレイだからのデメリットもあります。
例えば、チームメートの考え方で「試合で勝ちに行くために必死で練習」している人もいます。しかし、同じチームメートでいってもただ単に健康作りのために行っていたり、ダイエットのために行く人もいるわけです。
もちろん、試合に勝ちに行く人は怠慢な動きなどは許せない場合もありますし、健康のためにやっている人は少しくらいのミスは気にしません。
そうしたチームの方向性でバラバラになり人間関係が悪くなってしまう場合もあるのです。
さらに、チームスポーツ故に一人ではできない問題もありますし、体育館がないとバレーボールは基本的に出来ません。もちろん、ビーチバレーとか家の庭で黙々とトレーニングも出来ます。
しかし、それらが楽しいのか?といえば「つまらない」のではないでしょうか?
もちろん、下記のような壁パスは一人でもできます。
しかし、これらを実践するべき人は、スポ根系の人でしょう。ただ単に「バレーボールでダイエットしてみようかな?」と考える人には向きません。
私の言いたい事は、バレーボールダイエットは一人では難しいという事です。
バレーボールは太る?
バレーボールはジャンプしたりフットワークでかなりの筋肉を使います。全身の筋肉を使うスポーツですが、特に下半身の筋肉が発達する事が多いです。
尚、上半身が重すぎると高くジャンプ出来なので、どうしても下半身に筋肉が付きやすいのです。
そのため、筋肉太りとはいえ下半身が逆に太くなってしまう人もいます。特に太ももやふくらはぎの筋肉が付きやすいです。
これを嫌がる女性も多いですが、かなり真剣に練習をしないと筋肉は発達しません。週3くらいで楽しくバレーボールをプレイしているくらいでは、そこまでならないので心配はいらないでしょう。
尚、筋肉が付いたとしても、脂肪が増えてしまったわけではなく筋肉太りなのでさほど心配もいりません。
むしろ、筋肉がないとバレーボールをするにあたって上手に出来なかったりもします。そのため、ある程度の筋肉は必要だと考えましょう!
バレーボールとバストアップ
バレーボール部の女性は胸が大きくなりやすいとも言われています。ママさんバレーであっても胸が発達する場合もあるようです。
これには無酸素運動が関係しています。バレーボールはボールに向かって全力で走ったり、スパイクを打つ時でも助走をつけて思いっきり打ちます。
この時は、意識をしなくても無酸素運動になっています。ジョギングなどが有酸素運動で延々と走っているのに対して、バレーボールは瞬間のスポーツです。
無酸素運動は脂肪をエネルギーにするのではなく、糖をエネルギーにします。そのため脂肪が減らないわけです。
さらに、運動により体を健康にする事で女性ホルモンがアップします。脂肪が減らないのと女性ホルモンがアップする事の不達でバストアップが達成できるという事です。
尚、脂肪が減らないといってもバレーボールは有酸素運動も組み合わさったスポーツです。正確に言えば胸痩せしにくいスポーツともいえます。
ただし、私は最初にちょろっと言ったようにバレーボールダイエットは女性にはお勧めはしていません。
私が女性にバレーボールダイエットをお勧めしないわけ
私は女性ではありません。そのため、実際に経験したわけではないのですが、バストアップの専門家に興味深い話を聞いた事があります。
バレーボールってジャンプしたり、レシーブで滑り込んだりしますよね。これがバストに対してよくないと言うのです。
女性のバストはクーパー靭帯で吊り下げられている状態です。このクーパー靭帯が切れたり伸びてしまったりすると【胸が垂れる】などの症状が起こります。
クーパー靭帯は非常に切れやすいものでもあります。もちろん、切れてしまったとしても痛みはありません。しかし、バストは垂れてしまいます。
靭帯であれば切れても治るのでは?と思う方もいるかも知れませんが、クーパー靭帯は一度切れてしまうと中々元には戻りません。そのため、胸が1回垂れてしまったりすると元に戻るのが難しいんです。
さらに、球際のフライングレシーブなどをすると胸が押しつぶされてしまったりします。そのため、ダイエットに対してはある程度の効果は期待できますが、胸が垂れるなどバストには悪影響が出る事が考えられます。
そのため、バレーボールをするのであればバストはスポブラでしっかりとホールドしておいた方がよいでしょう。
男性はよいかも知れませんが、女性はお勧めはしません。
バレーボールダイエットのまとめ
バレーボールダイエットのメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
・健康によい
・仲間が出来る
・飽きにくい
・ストレス発散になる
・女性ホルモンが活発になりバストアップ出来る可能性がある
デメリット
・一人で行う事が出来ない(個人練習は出来る)
・バストが垂れたり形が崩れる可能性がある
・運動なので消費カロリーは意外と少ない
・人間関係が理由で嫌になる事もある
・運動神経が必要
・練習後に仲間と飲みに行ったりランチをすれば逆に太る可能性もある
バレーボールダイエットの評価ですが、これは健康目的でやるのであればお勧めします。しかし、バレーボールだけをすればダイエットが出来るとは思わない方がよいでしょう。
昔、私もバレーボール部に在籍していましたが、太っている人もいれば痩せている人もいました。
バレーボールさえしてれいば痩せるわけではないのです。
さらに、社会人になればせいぜい週3くらいでしか練習は出来ないでしょう。さらに、運動が苦手な方の場合はサーブが入らないなど、チームの足を引っ張り自己嫌悪に陥る場合もあります。
しかし、ストレス発散にはいいですし、体力作りにもよいと考えています。ジムなどでは黙々と運動が出来ない人でもバレーボールであれば継続出来る人もいます。
そのためバレーボールダイエットの評価は【B】とします。悪くはない方法ですが、万人受けするダイエット方法ではありません。