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バタフライアブスは筋トレにもダイエットにも効かない!?

バタフライアブス(butterflyabs)は、現在、CMを多くやっている為、非常に売れている商品です。

ブタフライアブスに興味を持つ人は、下記の2つのパターンがあると思っています。

ダイエットしたい人

筋肉を増やしたい人

ダイエットの為に脂肪を減らしたい人と、筋肉をつけたい人、もしくは両方のどちらかでしょう。

しかし、正直なところバタフライアブスでは、ダイエットも筋トレも難しいと思いました。

個人的な意見になってしまうのですが、なぜ私がバタフライアブスは効果なしだと思えるのかを解説します。

当サイトを見てくれている人であれば分かると思いますが、私はEMSに対しては否定的な人間です。

過去には、SIXPAD,スレンダートーン、3Dスーパーブレードスマートなどもレビューしましたが、どれも絶賛したいとは思いませんでした。

尚、バタフライアブスですが、1回購入してしまえば、お金は掛からないと思っている人もいるようです。

しかし、羽根の部分に粘着パッドが付いていて、消耗品となっています。

そのため、バタフライアブスを購入しても、お金は掛かるという事を覚えておいた方がよいでしょう。

余談ですが、バタフライアブスは略して「バタアブ」と呼ばれている事も多いです。

 

目次

バタフライアブスとは

最初に、バタフライアブスの事を簡単に解説しておきますが、EMSとなります。

人間の体に電気を流して、電気の力で筋肉を収縮させる事で、筋肥大やダイエットを目指す商品です。

バタフライアブスを買える場所

スポーツ用品店だけではなく、ホームセンターやドンキ、家電量販店など販売している店は非常に多いと言えます。

さらに、楽天やアマゾンなどのネット通販などでも、CMとの相乗効果もあり売れている状態です。

因みに、バタフライアブスをネット上で購入する所を見ていたら、30分以内のカウントダウンタイマーやセットで買うとお得などの表記が現れました。

テレビ放送でも「放送終了後30分以内なら」という言葉が出るわけですが、「30分以内」などの時間設定があると購入率が跳ね上がるという話も聞いています。

尚、ネットで30分経過した後に、もう1回バタフライアブスの販売ページに行ったら、再び30分の表記が現れた次第ですw

売る方は積極的に、ユーザーを煽っていると言えるでしょう。

 

周波数が不明

バタフライアブスですが、周波数がどれくらいあるのかはよく分かっていません。

しかし、1分間に最大の4200回の振動があるとも言われています。

私がお試し会で、バタフライアブスを使わせてもらったのですが、パワーはかなりありますし、振動も弱く、弱く、強くという感じでリズムを変える事が可能でした。

メーカー側の解説としては、バタフライアブスの振動で普段は使っていない筋肉も鍛える事が出来ると宣伝している場合もあります。

様々な強さの振動を体に与える事で、奥深くのインナーマッスルが鍛えられると考えている人も多いようです。

しかし、EMSは弱い振動でないと意味がないと言うのが、近年の研究結果でもあります。

つまり、振動が早すぎてしまうと、筋肉の収縮にならずに震えているだけとなり、筋肉を傷める結果になってしまうともされています。

さらに、ちゃんとした効果があるEMSを使うには、価格が何十万もするとも言われているわけです。

それを考慮するとバタフライアブスの4200回の振動では意味ない可能性も考えられます。

実際に、私はバタフライアブスでのダイエットや筋トレなどは、ほとんど意味がないと考えています。

その理由も解説していきます。

 

バタフライアブスでダイエットが出来ない理由

バタフライアブスではダイエットは難しいと考えているわけですが、その理由を解説します。

腹筋は筋肉が意外と小さい

腹筋と言うのは、皆が思っているほど筋肉が大きくはありません。

さらに、バタフライアブスの振動が伝わる部位で考えれば、かなり限定的になってしまうはずです。

一部分だけを動かしたとしても、カロリー消費は、ほとんどないと言えるでしょう。

カロリー消費が少なければ、脂肪燃焼は出来ませんし、ダイエットにも繋がりません。

 

少し食べ過ぎれば太るレベル

バタフライアブスですが、腹筋の一部を振動させるだけなので、全身運動に比べるとカロリー消費量が少ない事が分かったはずです。

全身運動でさえ、終わった後にご褒美としておにぎり1個でも食べてしまえばチャラになってしまいます。

さらに、痩せる効果が少ないと言えるバタフライアブスでは、少しでも食べすぎてしまえば逆に太る可能性も高くなるわけです。

 

人の体にそぐわない作り

バタフライアブスを始めとした、多くのEMSは人体の作りにそぐわないと言うのがあります。

私は実際に、体の使い方の勉強などをしているわけですが、それらを考慮してもEMSには問題が発生します。

バタフライアブスもそうなのですが、体の一部に無理やり電気を流して筋肉を収縮させます。

しかし、人間の体は繋がっている問題があるわけです。

一部だけに振動を与えれば脂肪が減っていくとか、そういう作りには人間はなっていません。

例えば、腹筋をやるにしても、起き上がった時に腹筋が縮めば背筋は逆に広がりますし、意識してないかも知れませんが、足や背中にも力が入っているわけです。

この様に人間の体は繋がっていて、人体の作りに合わせたダイエットをする事が非常に重要だと考えています。

しかし、バタフライアブスの場合は、一部の筋肉に無理やり刺激を与えて動かす事で、筋肉を傷める可能性も十分にあります。

バタフライアブスで筋肉痛になった人もいるようですが、筋肉を傷めただけだという可能性も否定できません。

 

バタフライアブスで筋トレが出来ない理由

バタフライアブスでは筋トレが出来ない理由は、主に2点あります。

筋トレをするには負荷が必要

バタフライアブスのCMを見ていると、マッチョな男性が出て来るわけです。

しかし、バタフライアブスで筋トレをするのは、非常に難しい現実があります。

筋トレと言うのは、徐々に負荷を大きくしていく事で、筋肉が発達して大きくなります。

ペンチプレスで言えば、50キロ、52,5キロと負荷を上げていく事で、筋肉がついて行くわけです。

これを「漸進性過負荷の原則」と呼ぶのですが、EMSではその観点が語られていません。

さらに、バタフライアブスの場合は、出力が限られていますし、最高までやっても限界は見えているわけです。

それを考えると、とても筋トレが出来る代物ではないと言えます。

筋トレの原理に反している様に感じていますし、腹筋を6つに割るなどは無理だと考えるべきでしょう。

 

揺れているだけなのか?

バタフライアブスの場合は、体の奥まで振動が伝わる事を商品のウリにしている様に思います。

振動により普段は、鍛える事が出来ない部分を鍛える事が出来るとも言います。

しかし、ダイエットの所でも言ったように、体の生理的な作りに対応していない為に、筋肉を傷めているだけという事も考えられるわけです。

そのため、ダイエットだけではなく筋トレに対しても使えるようには思いませんでした。

尚、腰痛対策でバタフライアブスを活用する人もいるようですが、そこは医師などに相談した方がよいでしょう。

 

バタフライアブスは口コミの評価が低い

バタフライアブスですが、口コミに関しては、評価が低いと言わざるを得ないでしょう。

楽天の口コミ

楽天の口コミを見ると、ある程度の評価している人がいる事が分かります。

しかし、評価1という人もかなりいますし、「バタフライアブスのダイエット効果もありそうな気がするけど、本当に痩せるのかは分からない」という人も多いです。

明確に痩せたとかそういう人は、ほとんどいませんし、高評価の人でも「商品の発送が早くてよかった」などの意見もあります。

他にも、直ぐに壊れたなどの口コミもありました。

楽天レビューの言葉を見て考えると、高評価とは言えません。

 

その他の口コミ

某有名ダイエット口コミサイトだと、バタフライアブスの評価は極めて低いです。

口コミの数は少ないですが、低評価が多いですし、これがやはり現実なのではないかと自分は考えています。

テレビショッピングやドンキホーテで購入した人が多いわけですが、ダイエット効果を得られた人を見つけるのが大変だったほどです。

 

バタフライアブスの評価

バタフライアブスのメリットとデメリットをまとめてみました。

バタフライアブスのメリット

お腹や足などのパーツに貼り付けるだけ

家事をしながらでも使う事は可能

バタフライアブスのデメリット

筋トレになるか微妙

ダイエットにもならない可能性が高い

ジェルパッドが消耗品

バタフライアブスはC評価とします。

バタフライアブスを手に持った時に、既に玩具のように感じたのは私だけでしょうか?

本体と羽根の部分が着脱出来るとか、商品の形からも玩具の様な感じがするわけです。

自分の中では、どうしてもEMSで痩せる事が出来るようには思えませんでした。

さらに、バタフライアブスは、本体を直に肌に付けるわけですが、冬だったらひんやりして、かなり寒そうな感じもします。

私の知り合いでも、スレンダートーンやSIXPADなどEMSを購入した人はいますが、誰も痩せる事は出来なかった現実もあります。

ダイエットは、自分の体を健康にしながら、やるのが一番ではないかと自分は常々思っています。

そのため低評価としてあります。

 

ダイエット方法の評価・・S(最高\(^o^)/) D(最悪( ;∀;)

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